日本一まずいラーメンを食べてみよう！！
【INDEX】 【実験】 【投稿実験】 【掲示板】 【ブログ】 【お問い合わせ】 【実験の投稿募集】
【名前】
チャ坊主
【概要】
ある方からの指令に基づく実験？（レポート？？）
もし、この方に『
大要 』へ逝けと言われれば逝きますし、ホタルイカを捕ってこいと
言われれば喜んで逝きます。
【必要なもの】
気合い！
風邪で麻痺した舌
【詳細】
２月某日
デーデーデー♪ デーデデー♪ デーデデー♪ （ダー○ベイダーのテーマ曲）
とある休日の朝、１通のメールがチャ坊主のもとに届くのである。
『 日本一不味いと言われた彦竜ラーメンを超えるラーメン屋が新津の程島にあります。
店の名前は東花食堂。調査してきてください。
』
この忙しい年度末に、わざわざまずいとわかっているラーメンを食べに行ってこいなんていえる人は
僕の携帯には１件しか入っていません。そう！インギ皇子です。
もちろん、そんな皇子からの指令を断れるわけがないので、『 了解ッス！逝ってきます 』と速攻で返事をします。
でも、初めてのレポート。正直不安がいっぱいです。
しかしそんな不安をよそにここでさらに追い打ちのメールが・・・
『 店のつくりから凄いから、がんばって見つけてね 』
！！ ・・・すごいってどういう意味でしょうか。ものすごく不安です。
ここまで、やりとりをしたらその足で噂のラーメンを食べに行きたいところですが、
仕事の都合でしばらく放置していました。
（１０日後）
デーデーデー♪ デーデデー♪ デーデデー♪
（ダー○ベイダーのテーマ曲ふたたび・・・）
！！！ やばい！皇子からのメールです。
『 ラーメン屋さん見てきました？ 』
ごめんなさい。まだ逝ってないッス。ってか明日逝きます。。。
もぅ、気分はお母さんに勉強しなさいって怒られてる小学生です。「いまやろうと思ってたのにぃ！！」って
いやいやっ皇子に対して文句を言ってる訳ではないですよ。
『そんなに忙しいんですか！それなら是非不味いラーメンを食べて癒されてください（笑）』
↑
仕事で忙しくていけませんでしたって正直に言ったらこの返事です。
いや〜もう皇子のドＳっぷりには脱帽するばかりです。
と、いうわけで皇子からメールをもらった翌日、今回のターゲットである『 東花食堂 』へ逝ってきました。
『 日本一まずいラーメン 』を食べに逝くと決めた夜からまさかの雪です！
雪が多いことで知られる我が郷土新潟も今年は暖冬でまったく雪がふらず、新潟市内の平野部で積雪１ｃｍ
であったのにもかかわらず、一面の銀世界になってしまいました。
これは、『逝くな！』って神様が言っていますね。だが、僕は！あのラーメンを食べるまで！実験をやめない！！
車を走らすことおよそ１０分。バイパスが込んできました・・・・
『 桜○ICから紫○山ICの間 事故のため通行止め 』
・・・・もう帰りたいです。だって事故ですよ。事故！！これからさらに雪深い山間部に向かうなんて、自殺行為に等しいです。
なぁんて正直ビビリながら車を走らせること３０分。途中ちょっとした渋滞なんかもありましたが、無事に
店に到着です。
・・・・？？
ものすごい何かを不安にさせるたたずまいです。写真ではわかりにくいかもしれませんが、
建物の２／３が物置みたいになってます。
『 帰りたい！帰りたい！！ 』
心のなかで警報が鳴り響いています。
しかし、一度逝くといった手前もう後戻りはできません。ここは勇気を出してのれんをくぐります！
『 ガラガラッ 』
『！？』
扉を開けると、そこにはいままで見たこともない世界が広がっていました。
まず、目についたのは入ってすぐにあるテーブル。しかし、テーブルの６割近くをお酒や調味料のビンや缶が占めています。そしてテーブルの隣にはだるまストーブが。そのストーブも近づくと危ないからかテーブルと同じかそれ以上の幅で防御柵みたいのがしてあります。そしてそれらを取り囲むようにおいてあるイス・イス・イス！
明らかにテーブルに収まらない位のイスがあります。そのほかにも、コケがびっしりで水が緑色に濁っている金魚の水槽がありました。
店内には、おばちゃんがひとり・・・
おばちゃんと目が合いました。突然のお客さんにビックリしてるようです。
「食事ですか？」
ビックリしたままのおばちゃんに聞かれます。
「えーと・・・ラーメンをお願いします。」
あまりのお店のインパクトに何のひねりもないラーメンを注文してしまいました
（ごめんなさい。本当になんて表現したらいいのかわからない独特の雰囲気でした）
店内にはたくさんイスがおいてありましたが、肝心のテーブルに空きスペースがなかったので、
奥のこあがりに座ることにします。
『！！』
こあがりに座ったとたん違和感が・・・
『皇子・・・この、こあがり、傾いてます。』
もう、正直この時点でノックアウト寸前です。店内には、おばちゃんと僕一人。
沈黙が重たいです。とりあえず、レポートを書くために来たので少しでもおもしろ
ネタを持って帰らないといけないので不必要なくらいキョロキョロ店内を探ります。
どうもこの姿が奇妙だったのか店内には妙な緊張感が充満しています。
『！！』
店の奥にちいさな黒板があり、ラーメンとか丼もの以外のサイドメニュー的なものがいくつか
書いてあります。
残念ながら黒板の下半分が写真（集合写真みたいなもの）で隠れていて値段がわかりませ
ん（この時点でお品書きの機能を果たせていないと思うのですが・・・）。
メニューには『 野菜炒め 』や『 ポークソテー 』などのメニューが並ぶのですが、最後にお刺身。
正直なところこの店内の雰囲気で生ものを食べる勇気などありません。もしかして、入り口に
おいてあった水槽の金魚をさばいてくれるのでしょうか。
そうこうしているうちにラーメンができあがりました。どんぶりから溢れんばかりにスープが入っています。
ほんのり黄金色に輝くスープからは、おいしそうな匂いが立ち上っています。もしかしたら、店の見た目が
悪いだけでラーメン自体はおいしい、『
隠れた名店 』なのかもしれません。
ラーメン ５００円
もう、入店から２０分くらい程が過ぎています。正直、店の雑多な感じも多少斜めになっている
こあがりも気にならなくなってます。
しかし！
元のデザインと色がわからないレンゲやどんぶりはさすがにいただけないです！
『ズズッ！』
『ズズズッ！？』
『・・・皇子。どうしましょう。食べられちゃいますけど』
【まとめ】
と、いうわけでさんざん引っ張ったわりにおいしくいただきました。どうやらラーメン自体がものすごくまずい
というものではなく、そのお店の外観や内装などが『 日本一まずいラーメン 』という看板をはる原因みたいです。
全国のみなさん！もし新潟県に遊びにいらっしゃるならぜひ『 東花食堂 』で日本一のラーメンを味わってはいかがでしょうか。
ちなみに、店の前にある駐車場のジュースの自動販売機は１１０円でした。
・あら、食えちゃったんですか？
店の構えが凄すぎて入ることが出来なかったお店なんですけどね
店の親父さんがマタギをやっているらしいのだけど居ました？
昔ＴＶ番組でやってたときは、あの彦龍にも勝っているお店だったんだけど
味は普通に食べられちゃいましたか…
ただ単純に雰囲気の死ぬほど悪い店でラーメンを食べただけになっちゃいましたね…
投稿ありがとうございました。
【INDEX】 【実験】 【投稿実験】 【掲示板】 【ブログ】 【お問い合わせ】 【実験の投稿募集】