お見合いパブに潜入!

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【名前】
やじまそ

【概要】
会議で疲れて自席に戻ったら、皇子から指令メールが…
『お見合いパブに行って来て』
コンビニ行くついでに、コーラ買ってきてくらいのノリで、無茶なパスを出されました。
不安になって、店のシステムを聞いてみると、
『それを調べてくるのが仕事です。無理なの?』
と、鬼からの返信。
いつか、泣かせてやると心に決めて返信。
『舐めんな!行ってやるわぃ!』

【必要なもの】
・現金(滞在時間にもよるが、最低1万円は持っておきたい)
・道連れにしても怒らない友達
・未知に立ち向かう勇気
・皇子に『無理』って言いたくない反骨精神

【場所】
新宿歌舞伎町『お見合いパブ ア●ム&●ヴ』。
新宿駅から、スタジオアルタ脇を抜けて靖国通りへ。
ドン・キホーテ脇のセントラルロードをコマ劇へ抜けていく途中にある、
デカいマクドナルドの向かいのビル。



【詳細】
お見合いパブとは、どんなことをする店なのであろうか?
ねるとんパーティーなどと呼ばれるものとは、どう違うのであろうか?
その違いを確かめるのが、今回の任務である。

未知なるものに挑む心は常に持っていたのだが、
関西人のツレで、昔、ボッタクリバーで15万取られたやつがいるので、単独潜入は不安に思い、生贄を探す。
大学時代の友人のKを呼び出す。
『飲みに行こうぜ』
と。Kよ…ごめん…。でも嘘は言っていないぞ…。

看板を頼りに、地下に降りてみると、正面に怪しげな扉。
左手にお金を支払うカウンター。
システム(料金形態)を確認してみると、次の通りであった。

・初期費用(30分):2500円
・延長(10分ごと):800円
・指名カード:一枚1000円
・飲食、カラオケ等は全て無料

つまり、時間制で料金が上乗せされるシステムであり、食べ飲み放題のカラオケと変わらないと思って頂きたい。
なお、この指名カードというのは、ピンク色の用紙になっており、男性専用のものである。
自分のプロフィールと、女性への一言を書き添えてボーイに渡すと、女性へとメッセージを届けてくれる。
その後、女性がOKであれば、晴れてカップル成立となり、ツーショットで話ができるエリアへ移動となる。
ツーショットでの会話は、どれだけ話していても料金は発生せず、どちらから終了を切り出してもOKである。
ちなみにこの指名カードは、女性がOKでも、NGを出されてしまっても返金は無い。このあたりがシビアである。

店に入って最初の印象は、店内がなかなか綺麗であるということ。
写真を撮れる雰囲気ではないので、絵を書いてみた。
店内の見取り図はこんな感じ。



青の○が男性、ピンクの○が女性の席である。

とりあえず、席に着いてKと乾杯。
久々に会ったので、会話を弾ませたいところではあるが、どんどん料金が加算されていくので、さっさと行動に移る。

座席の前に置いてあるピンクの用紙に記入。
職業や出身地の他に、相手に一言との欄。
『よろしくお願いします』
とだけ記入。

俺の何が気に入ったのかは分からんが、女性からOKが出たので、ツーショットコーナーへ移動。
ちなみに、Kは断られていた。(苦笑)
ツーショットで話をしてみると、色々なことが聞けた。

・女性客は店側のさくらかと思いきや、ほとんどの客は素人である
・女性は全てが無料であるため、終電を逃したり、暇つぶしで来ている子達が多い
・二人組で来ている子達が多い
・二人組セットで座っている場合、男の誘いを断るケースが多い
(逆に俺と話している彼女の場合は、相方がツーショットになってしまい、暇になったのでOKをしたそうだ)

女性の傾向としては、こんな店のようだ。
となると、こっちも二人で行って、同時に二人組を落とす作戦が一番効果的に思える。

情報を聞き出せたので、ツーショットを早々に切り上げ、Kとコンビ戦に挑もうとしたが、今度はKがツーショット状態になっていた。

待っている時間が勿体無いので、次に話を聞きたい子を探し、指名を打ってみた。
明らかに、中学生のような容姿の二人組みがいたので、年齢や何をしに来たのかなどを聞いてみたかった。
このあたりは、皇子の潜入レポの任務を果たしていると思われる。
何しろ、プライベートだったら、絶対こんなロリータは趣味じゃないので。

すると、用紙を持っていったボーイから、意外な返答が戻って来た。

『お客様のご指名の女性のお友達を、お隣のお客様(俺の隣の男)が指名しておりまして。
女性側の返答としては、まだ慣れていないので、四名で話がしたいと。』

なるほどね…。

つまり、さっきの『男性二人組で、女性の二人組を狙った方が落とし易い』という仮説が実証されたわけだな。
断る理由も無いので快諾し、隣の見知らぬ男と即席コンビを結成。

蓋を開けてみたら、ロリータは二人とも20歳を過ぎた社会人で、面白味も何も無い結果であった。
四人で話が盛り上がり、これからみんなでカラオケでも行こうかという話になった頃、
Kを放っておいてマズいのと、翌日の仕事が早いので、お断りしてゲームオーバー。
撤収となりました。

【まとめ】
結論としては、詳細にも書きましたが、男二人組で女の子二人組を狙うのが、一番手っ取り早いと思います。
ただし、ツーショットを成功しても、一人で店内でボーっとしていても、同じだけの金がかかりますので、
早々にツーショット化 ⇒ 会話が盛り上がる ⇒ とっととカラオケにでも飲み屋にでも誘って、店を出た方が賢明です。
その際には、『ウチらが奢るから行こうよ』でOKでしょう。
暇つぶしや、朝までお金をかけずに時間を過ごしたい子達の集まりなので、奢りなら同じことですから。
あとは、皆さんの腕次第といったところでしょうか。
知っている店行こうよと言われて、女の子のテリトリーにさえ入らなければ、息のかかった危ない店に連れて行かれる危険は少ない気がします。

キャバクラに飽きたら、行ってみるのも良いかも知れません。
ただし、相手はキャバ嬢じゃないので、愛想は良くないですので、会話術は必須かもですよ。

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