香りマツタケ、味マツシメジを食べてみよう!

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【概要】
過去にマツタケ1本でどれだけゴージャスな
料理が出来るかに挑戦したことがあるのだが

ぶっちゃけ1本1000円程度の中国産マツタケでは
由緒正しきマツタケ料理を再現することが出来ない

香りマツタケの香りすら楽しむことが出来ないじゃないか!

イタリアなんかでは兵隊さんの靴下のにおいなんて言われたって
あのときの料理は完全に兵隊さんの靴下の糸くず料理でした…

なんて思っていると

こんなものを発見!!

マツタケエッセンス



ま、まさかこれがあれば
香りマツタケ、味シメジなんて言葉を本当時実証できてしまうのでは!?

味のシメジにマツタケの香りが付いたら
それは無敵のキノコ

マツシメジになるんじゃないのか!

もうこんなの食べたら1UPどころか無限増殖で来ちゃいますよ!!

なんていうハイテンションで季節はずれの
今回の企画は進めて生きたいと思います。

【参加者】
珍しくインギ皇子一人

【詳細】
こんなすばらしい商品を見つけてしまった感動を
誰かに知らせたくて仕方なかったので

会社に持っていってみたのだが

カバンの中が…

松茸くさい…

この時点で既に松茸のにおいにウンザリしてきたのだが
これが兵隊さんの靴下の臭いと思うたびにテンションが下がる。

会社で一通り自慢した後は
家の帰り道にスーパーで何種類かのキノコを購入してくる。

さて、今回の調理方法なのだけど

旨み・香りを逃がさない調理方法で無ければ意味が無いので
ホイル焼きにすることにした。

ホイル焼きであれば密閉した状態で調理することが可能なので
今回の企画に一番適した調理方法といえるだろう。

さっそく仕込みに入る

1つめは、一番スタンダードなキノコ

『しいたけ』



しいたけ自体は旨みが強く、香りは控えめな分類に入ると思う
ダシが出やすいのでこれが一番美味しいのではないかと思っている
嫌いな人は嫌いなキノコの代名詞だろうか


2つ目は、マツタケに負けないくらいに香りの強いキノコ

『エリンギ』



基本的に香りが強いので調理する場合にはバターなどの濃厚な物で調理する
だけあって「日本自体には自生していないらしい(wikiより)」

3つ目は、天ぷらにしたら最高なキノコ

『まいたけ』



これも独特の香りがあるキノコなのだけど繊維がシャキシャキしてて
結構好きなんだよね

4つ目は、香りマツタケ、味シメジの

『しめじ』



味・香りともに癖が無い部類のキノコだろうか
実は天然ものだとマツタケといい勝負をする値段がしたりするのだけど
今回は1パック80円です。

今回使用するのはこの4つのキノコ

さて、実際にこれらを
アルミホイルで包んでいくことにする。



手順は実に簡単
アルミホイルの上にキノコを乗せて

直接掛けるとバニラエッセンス同様に苦味があるらしいので
外側のアルミホイルの部分に数滴マツタケエッセンスを掛けて



それを包む



4つ全てを包み終わったら
鍋のそこに少し水を入れて蓋をしたら火をつけて



10分ほど焼いて完成!



早速これを試食してみようと思う。

≪しいたけ≫



空けた瞬間にアルミホイルの中からマツタケの香りが広がってくる

香りだけなら間違いなくマツタケである。

実際に食べてみると、マツタケの味は全然しない
そりゃそうなんだけど…

香りに負けないくらいに、しいたけの風味が
しっかり出てきてしまっていて松シイタケというよりは

単純な椎茸にしか感じられない。

≪エリンギ≫



アルミホイルを開けた瞬間に、マツタケの香りよりも
エリンギの独特の香りが先に出てくるほどにエリンギの香りが強い

完全に香りの時点でエリンギに負けている感じがする。

それではつまらないので、マツタケエッセンスを振りかけてみる。

マツタケの香りはするようになったのだけど
味としてはかなりサイケデリックな感じになってしまう…

≪まいたけ≫



これもエリンギ同様に舞茸自体の香りが強く
松舞茸には程遠い…

実はこの時点で部屋中がマツタケの香りに満たされている上に
自分の口の中、体中からマツタケの香りがするほどになっている。

純粋に舞茸の香りしか感じ取ることが出来ない…

これにも同じように、マツタケエッセンスを更に振りかけてみる。

なんだろうか、自分の食べているものが普段食べなれているものなだけに
舞茸の香り+マツタケの香りが合わさった瞬間に
異常なまでの違和感を感じる。

≪しめじ≫



伝説のマツシメジと思ったのだけど
シメジ自体の香りは少ないのだけど、味はやっぱりマツタケでは無いので
風味すら楽しめない上に香りにだまされて
味もなんだか分からないものになっている。

シメジの旨みはあるんだろうけど
マツタケエッセンスに付いている味なのだろうか
妙な味になっている間が否めない

【まとめ】
結果的には、マツタケエッセンス自体の香りの他に
なにか味も付いている気がしてならない

その味は合成的な味のために
少量のキノコに大量のエッセンスを掛けたこともあり
全体的にサイケデリックな味と香りになっている。

マツタケエッセンスの明確な使い道は
きっと茶碗蒸しのように少し大目に作った下地に数滴入れて
香りを楽しむためのものなのだろう。

もしくは、安い香りの少ない中国産マツタケに振りかけて
国産マツタケと捏造するためのものなのではないだろうか?

これから数日家の中がマツタケ臭くなったのはいうまでも無い…

ちなみにこのマツタケエッセンスを作っている会社では
バニラエッセンスや、さくらエッセンスなんてものも作っている。

今度はさくらエッセンスでも使ってみようと思う。

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