アオイソメを食べてみよう!(前編)

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【詳細】
新年一発目の異食企画
年末から案は出ていた企画だったのだけどやるかどうかの判断を
考えていて引き伸ばそうかと思っていた企画だったのだが

急遽企画の日程が詰まってしまったために本当にやることになった。

食材のアオイソメなのだが、本来イソメには殺虫剤にも使用されているような
中毒性のある毒素があるらしく生で食べる事はできないらしい。

ただ、アオイソメはイソメという名前のゴカイなので大丈夫
という、奇妙な理論から食べる事に…

天の何とか剣とかいう、群馬県民がイソメ!イソメ食べましょうよ!
と、まるで魚に餌を与えるかのような目で、この企画を俺に送りつけてきた。

一応俺のバイブルの異食本には◎が付いている美味しい食材のようだ。
ただ、◎が付いていたって食べたいと思うかって思わない…

食材を用意してくれるのであれば食べるという事を伝えたら
本当にご丁寧に用意してくださいました…

前回のドングリに引き続き企画のハードルを無駄にあげてくる彼に
軽く恨みを抱きながらもアオイソメを食べる事になった…

【参加者】
・インギ皇子
・天さん
・はづきさん
・めむちゃん
・のりのん⇒ブラウン門松
・地獄の番犬
・マスクドスリムさん
・さもありなんず佐藤さん
・おひげさん

【詳細】
開催日にいつものようにおひげ電子台のスタジオに行くと
既に数名が集まっている状態だった。

皆今回の食材を知ってて集まってるのだろうか…
少なからず俺は言ってないので何人かは知らないのだろうな

食材を昼間購入してきてもらっていたので
俺自身もアオイソメを見ていないので物のイメージがしにくかった。

くだらない話をしながら晩御飯のお弁当を普通に食べていると台所のほうから

『おうぇっ…!!!』

という、最大級の嗚咽が聞こえるじゃないですか
そんな大げさな嗚咽を鳴らさなくても良いのにと思いながら
お弁当片手に台所へと向かう



ボールにの中には水とアオイソメが入っていた"おがくず"が入っている。



トングでその中に居るはずのアオイソメを摘んでみる。

うにょうにょと動く、いや、うごめくその姿を見ると確かに



『おうぇっ…!!!』

っと嗚咽が走る…

うあぁ…コレ本当に食うのかよ…
ハードル高すぎないかい?

流石にコレを直に触りたいと思う人は居ないようなので
割り箸で物を摘んでみたりするのだけど
コレがまたすさまじい…

箸の上で物が動く事はまず無い

過去の企画でも箸の上で物が動いているものを食った事は無い…

『おうぇっ…!!!』

『おうぇっ…!!!』

『おうぇっ…!!!』

もう、全員で嗚咽の大合唱状態(笑)



(笑)なんて今書いているけど実際にこんなの見たら笑なんかこぼれてくる訳も無い

しかも、このアオイソメというものは微妙に臭い
何臭いと言えばいいのだろうか…青臭い、虫独特の臭いといえばいいのかな

口が裂けても良いにおいとは言いにくい



そして、このアオイソメ微妙に何か吐くんですよ…
黄色というか、緑というか

ぶっちゃけ体液ですよ。



しかも、120%健康には良くないってことは判る色

こんなに健康に悪い色をしているのを見てまた『おうぇっ…!!!』と
ひと鳴きするのであった…

嗚咽の大合唱をしてても仕方が無いので天さんが
おがくずを全て水で流し小さめの器に移す。

水に当てられて少し弱っているアオイソメなのに
まだ器から脱走しようとする気力はあるようで器の中で動きまくる。

気持ち悪い画像を読者に楽しんでもらえるように
めむちゃんが踊り食いしそうになる画像

実際には一応火を通してから食べる事にするので
このまま食べる事はしなかった。

企画を考えている時点での打ち合わせでは

『とりあえず生で食えばいいんだろ?』

アオイソメ刻んで微妙にでる粘り気を納豆だと思って
そこにタマゴと醤油でもかけてご飯にかけて食べればいいんだろ?

刻んでも生きているアオイソメをふんだんに使用した

アオイソメ丼!

究極の一品には間違いないだろうけど
生は危ないので、このネタは没になった…

ああ、下調べも無しでストッパーも無し、勢いだけで、やってたら
間違いなくコレはやっていたのだろうけども
流石にそれは阻止されてしまった…

さて、早速料理の1品目に掛かることにする。

まずは素材の味を最大限に引き出すために焼きで楽しむ事にする。

って、素焼きって一番ハードルが高いと思うのよね…

逃げ場も遊びも無い、この調理方法が一番最初に来ることによって
企画のハードルが最大値からスタートできる。

器の中から1匹を取り出して網の上で焼いてみる事に…



網の上に乗せた瞬間に物凄い色々な方向にウネウネと動き始める。
凄く残虐な感じがするがなぜか罪悪感が沸かない

アオイソメに対してまで心を痛めるほど優しくは無いのだろう

焼いている網の下に何か黄色い汁が…

まさか、こんなにタップリの体液を放出してくださいますか…

1匹から出てくるにはかなり多い量の黄色い液
これってなめたらやっぱり危ないのよね…

流石にそれを確かめようとするものは居なかった…

焼きあがったアオイソメを誰が食べるのか?で
揉め始めたのだが、天さんが率先して食べようとする。

彼はどんなキャラを目指しているのだろうか?
ただ、少なくとも俺のポジションが危ないのはわかった(笑

こんがり焼きあがったアオイソメを口の中に入れる天さん

食べた瞬間物凄い勢いで顔がゆがむ
そして少し咀嚼した後悶絶しながら台所のほうへ走っていく

え…1品目の最初からそんなハードなの?
この後の料理はどうするのよ…

しかもコレをこれから食べようと思ってるのに…

番犬さんも自分の分を焼き始める
さっきよりも良く焼きあげる

そして番犬さんも一口、物凄く顔がゆがみながらも

『お、食えるよ!』

食えるってのは美味しいって事なの?
それとも飲み込めるの?

とりあえず1匹づつ焼いていたのでは面倒なので
フライパンで一気に焼いてしまう事にする。



するとフライパンの中でのた打ち回るアオイソメ



そして、フライパンの中に吐き出される黄色い液体…



この黄色い液体が焼けていくと緑色に変色して
しかも、アオイソメ本体に絡み付いていく…



あぁ、コレは既に体液炒めじゃないか・・・



しかもこれを半生の状態で食べさせようとする
天さんに恐怖を抱き始めるメンバーであった。

<後編へ続く>


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