（天津あまぐりさん画）
山手線を歩いてみよう！（池袋〜上野編）
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さて、池袋に到着した我々は記念撮影だけを終えて次の駅へと向かった。
【池袋〜大塚】
ここからは少し道が複雑になってくる
大通り沿いにこれば１．５ｋｍ程度の距離なのかな
ただ、ここで大通りの道を１本通り過ぎていってしまう。
山手線の上に入ってしまい上池袋の方面に入ってしまい
かなり戻る形での軌道修正をすることとなった。
１２時０６分：大塚（出発から１：３６）
やっとのことで到着した大塚
インギ皇子『今どこですかぁ？』
メンバー『大塚〜！』
遠回りをしてしまったことによるメンバーの精神的ダメージが
顔にも出てき始めている。
【大塚〜巣鴨】
我々は２度連続で同じ過ちを犯す。
安心したのか普通に大通りに入ってしまう。
大塚〜巣鴨間はかなりささくれ立っていて細い道を利用しないと
たどり着けないようになっている。
数分後電車の音も線路も方向感覚もなくなってしまう。
さすがにヤバイと軌道修正を開始する。
この時点で大塚駅から５００ｍ程度山手線の中に入り込んでしまっている状態である。
手っ取り早く軌道修正するためには細い道を抜けていくしかない
コンビニで水分の補充とトイレ休憩をしている間に軌道修正の方向を考える。
とりあえず裏道を抜けていけば白山通りに抜けられるので
そこまで抜けて、巣鴨へと向かうことに。
ずれた道を歩いていると、逆周りをしているフクタロウ君からの連絡がある。
彼は我々よりも早く現地に到着することがモチベーションの維持の仕方のはずなので
かなりいいペースで進んでいる。
このあたりから、太ももに異常が出てきたのであった…
白山通りまで抜けた我々は、その道を使用して巣鴨へ
０時３３分：巣鴨（出発から２：０３）
やっとのことで到着した大塚
インギ皇子『今どこですかぁ？』
メンバー『巣鴨〜』
徐々にメンバーに疲れが出てくる。
【巣鴨〜駒込】
ここは道を迷いようが無く、線路が見えている横を歩いていけばとりあえずは
次の駅に向かうことができるので精神的にも楽である。
ただ、出発前に次の駅までのルートを確認する。
という、道を間違えないためにどうすればいいか？
ということを考えるようになった。
ここの場所では後々逆周りのフクタロウ君も罠に引っかかっていたらしい。
線路沿いに道が無い恐ろしさを痛感する場所であった。
巣鴨・駒込はお年寄りの町だけあって、この時間にしては酔っ払いの数が少ないようだ。
ということでとりあえず記念撮影
０時４３分：駒込（出発から２：１３）
今までの距離の中では最短時間で到着したのではないだろうか？
インギ皇子『今どこですかぁ？』
メンバー『駒込〜』
終電も近くなってきているので駅前も人気が少なかった。
【駒込〜田端】
駒込〜田端間はくもの巣のように広がっている地帯で
ちゃんと道を調べて歩かないと本当にどこかに行ってしまいかねない
そんな場所であった。
駒込出発前に綿密に道を調べて歩いていく
完全に住宅街を抜けていくことになる
よちきが飽きてきたのか、夜中に住宅街で大声で歌い始める。
近隣の皆様ごめんなさい…
これも彼のモチベーションの維持の仕方なのだろう。
今回参加予定だったのだが、次の日が仕事という理由から
参加を断念したユミちんが電話を掛けてくる。
これから飲みに行くという言葉にイラッとしたので
近くの神社で『お百度参りでもして来い！』と命令して電話を切る。
１時００分：田端（出発から２：３０）
綿密にルートを考えてから出発したので割りと短い時間でこれる
とりあえず記念撮影
インギ皇子『今どこですかぁ？』
メンバー『田端〜』
もう、既にメンバーに元気はなくなってきている
【田端〜西日暮里】
田端を出て歩いていると、階段を上ることになる…
目白の時同様に駆け上がる、よちき・のりのん
元気なのはいいのだけど後が大丈夫なのか心配になる。
１時も過ぎて眠気が少し襲ってくる。
普通に歩いている状態でも眠いと感じるのだなって実感する。
田端は大きな線路が何本もあるので道は間違えにくい
このあたりから妙に工事をしている場所が増えていたような気がする。
既に時間も１時を過ぎたので酔っ払いの数もほとんど見れなくなってくる。
小腹がすいたのでコンビニで飲み物と一緒に焼きおにぎりを購入
焼きおにぎりの味が薄くて凄くまずく感じストレスを感じる。
１時２０分：西日暮里（出発から２：５０）
このあたりから足の踵がおかしい
インギ皇子『今どこですかぁ？』
メンバー『西日暮里〜』
【西日暮里〜日暮里】
西日暮里⇒日暮里の距離は９００ｍらしい
その情報を１０回くらい、よちきに教えてもらう。
もう、完全に壊れはじめている。
しろさんのペースがこのあたりから少し遅れ始める。
飲み屋通りのようで、焼肉屋からする匂いで少し空腹感を感じる。
道端に寝ている人や、ゲロの数がかなり増えてくる。
よしきの豆知識通り９００ｍなのでかなりすぐ到着する
１時２７分：日暮里（出発から２：５７）
インギ皇子『今どこですかぁ？』
メンバー『日暮里〜』
【日暮里〜鶯谷】
鶯谷の駅前周辺に入ると流石に、この辺は江戸時代からの歓楽街なので流石に夜にもなると
カップルや、立ちんぼの人たちが多数居る。
目の前を歩いているサラリーマンはきっと値踏みをしているのだろう。
我々は５人で歩いているので声を掛けられることは無いが
きっと一人で歩いていたら客引きに引っかかってしまうのだろうな。
流石に時間も２時近くなので立っている人たちも日本人ではなく
年齢も４０歳程度の人ばかりしか見られなかった。
特殊な世界なので軽い夜の社会化見学をした気分になる。
興味のある人は一度行ってみるのも良いかもしれない。
鶯谷の駅位置が少し歓楽街を入ったところにあるので
１本間違えると本当に連れ込まれかねないので鶯谷は注意です（笑
１時５０分：鶯谷（出発から３：２０）
インギ皇子『今どこですかぁ？』
メンバー『鶯谷〜』
【鶯谷〜上野】
さて、鶯谷の駅前から更に歓楽街を抜けて社会化見学モード満載で
夜のホテルを眺めていく
相変わらずセンスの無いホテルの名前が笑えて仕方が無い。
歓楽街を抜けて上野駅へ向かう方向へ
ふと腕を触ると凄くヌメヌメしている…
どれくらいまるで爬虫類かのようなヌメヌメ具合である。
途中の電光掲示板で見た気温は２５度
夏の夜らしい気温である
そんな中延々と歩いていれば汗もかくし
来ているトレーニングウェアからも少し悪臭がしてくる。
汗でぬれて乾いてを繰り返した結果であろう。
今一番したいことは？と、聞かれたら
みんな満場一致で風呂に入って寝たいだろう。
２時も過ぎたので流石に山手線も終電を終わらせて
朝方まではシャッターも開かないであろう。
２時０５分：上野（出発から３：３５）
インギ皇子『今どこですかぁ？』
メンバー『上野〜』
と、やっと山手線の主要駅の２つ目に到着したのであった。
『社会派検証企画はまだまだ続く！』
＜その３へつづく＞
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